フィリピン南部のバンサモロ地域で、フィリピン各地の「ローカルな旅」を集めた観光イベントが始まる。
フィリピン政府観光省傘下のTourism Promotions Board(TPB)は、2026年8月13日から16日まで、第18回 Regional Travel Fair(RTF)を開催する。
第18回 Regional Travel Fair
地域観光商品の紹介や商談のほか、 フィリピンの伝統織物や地域文化も紹介されます。 プログラムは変更される場合があるため、 最新情報は主催者公式サイトをご確認ください。
今回の開催地域は、BARMM(バンサモロ・ムスリム・ミンダナオ自治地域)。公式プログラムではコタバト市を舞台に、地域文化や食、観光地を体験する企画も組まれている。
Regional Travel Fairは、フィリピン国内の地域観光を紹介するため、TPBが2018年から展開しているイベントだ。
旅行会社などが参加する商談だけでなく、一般の旅行者向けにも国内ツアーや航空券、宿泊施設などの観光商品を紹介する機会が設けられる。
面白いのは、「どこへ旅行するか」だけではなく、その土地の文化そのものも観光資源として紹介しているところ。
TPBはRTFで地域の職人、とりわけフィリピン各地の伝統織物を取り上げ、地域産品やコミュニティを基盤とした観光の継続的な支援につなげるとしている。
今回の公式プログラムにも、開催地であるコタバトの文化を体験する内容が盛り込まれた。
初日の8月13日は、巨大な白いドームで知られるGrand Mosqueをはじめとする市内のランドマークを巡るほか、地元市場や食文化を体験する予定だ。
夜には「Colors of Bangsamoro: A Celebration of Culture and Hospitality」と題した歓迎イベントも予定され、参加者の服装にもバンサモロ地域で広く使われる布「マロン」をモチーフにしたスタイルが指定されている。
さらにTPBは同じ8月13〜16日、BARMMでコミュニティ主体の観光を支援するプログラムも実施。
地域の観光関係者にデジタルマーケティングやSNS運用、コンテンツ制作、ブランドづくりなどを学ぶ機会を提供し、地域そのものが観光を発信できる仕組みづくりを進める。
フィリピン旅行というと、マニラ、セブ、ボラカイなどが日本ではよく知られている。
しかし、島や地域ごとに異なる文化を持つフィリピンでは、その外側にもまだ知られていない旅先が数多くある。
Tourism Promotions Board Philippines
18th Regional Travel Fair
Tourism Promotions Board Philippines
18th Regional Travel Fair 公式プログラム
開催期間は2026年8月13日〜16日です。 会場や各プログラムは変更される場合があります。 最新情報は主催者公式案内をご確認ください。
今回のRegional Travel Fairは、そんな「まだ知られていないフィリピン」を地域側から発信するイベントともいえそうだ。
